33歳になった今、ようやく気づいたことがある。
24歳のとき、僕は営業組織を運営する会社を共同経営していた。

信じていたパートナーに裏切られ、1000万円を盗まれ、逃げられた。
あの瞬間、僕はすべてを失った感覚だった。
お金だけじゃない。信頼、人間関係、自分への誇り、すべてが崩れ落ちた。
何をしても心が動かず、未来を考えるのが怖くて、ただ日々をこなすだけの生き方をしていた。
新しい仕事に挑んで成果を出しても、いつも心は空っぽだった。
「何かが足りない」「誰かが僕を幸せにしてくれるはずだ」
そう信じて、答えを外の世界に探し続けた。
素敵な出会いがあっても、気づけば振り回され、心はボロボロ。
「これだけ我慢すればいつか報われる」と思っていたら、最後は自分の全財産を援助し、自己破産。
生きがいもやりたいことも見つからず、ただ惰性で生きていた。
「いっそこのまま死んでも構わない」
そう思っていた時期もあった。
けれど、ある日“言葉”に救われた。
「言葉の解釈が、自分の世界をつくっている」

「起きたこと自体に意味はなく、意味を与えているのは自分自身」
その言葉たちに触れた瞬間、
今まで信じていた価値観や固定概念が音を立てて崩れ落ち、世界の色が変わった。
そこから、自分の本音と自然に向き合うようになり、
“心が満たされる毎日”が、夢ではなく現実になった。
まさに理想が現実に溶けた瞬間だった。
だから僕は信じている。
言葉と視点が変われば世界は変わる。
あなたの見ている景色は、あなた自身が映し出しているものだ。
もし、あなたが“本当に見たい景色”があるなら

その景色を、一緒に観にいこう。